プリントコラム

新規設備①

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2020年04月20日

ご無沙汰しております。

このコラム、約3年ぶりの更新になります。
2017年3月に弊社ウェブサイトをリニューアルしてから同年の6月までは順調に更新しておりましたが、そこからピタッと途絶えてしまいました。。。
継続期間たったの3ヶ月、、、あらためて継続する事の難しさを痛感しております。。。

そしてあっという間に3年近くが経過しましたが、あらためての再開ではウェブサイトリニューアル後の新規設備をご紹介させて頂きます。

今回はデジタルプリント加工システムのインクジェットプリンターです。(以降IJプリンター)

まずはウェブサイトリニューアル前ですが、14年前の2006年に初めて1台目のIJプリンターを導入しました。


この頃のIJプリンターは加工スピードも遅く量産には不向き、その後はIJ事業もそれ程盛り上らずに年月が経過していきます。

次期2台目IJプリンターを導入するまで10年も経過しておりました。

10年後の2016年3月、2台目を導入。きっかけになったのは4年に1度の世界繊維機械展「ITMA」の視察に行った事でした。
2015年11月、イタリアのミラノで開催された「ITMA」ではデジタルプリントシステムであるIJプリンターを世界各国の多くのメーカーがこぞって開発、出展しており、世界の繊維加工、染色加工機械のトレンドを実感、日本だけを見ていれば気が付くのが遅くなっていたと思います。



翌年の2016年3月、2台目IJプリンターを増設。


1台目と比較して4倍以上の加工スピードへ進化しておりますので量産での稼働もすぐに軌道に乗りました。

そこからはIJプリントオーダーも順調に伸び、需要に対してキャパシティオーバーに。

そしてそこから3年後の昨年2019年5月に3台目IJプリンターを増設(これがウェブサイトリニューアル後の新規設備になります)、2台目よりもさらに2倍以上の加工スピード性能に進化している為、プリンター本体と乾燥機のサイズもさらに大きくなりました。


従来のオートスクリーンプリント、ロータリースクリーンプリント、そしてデジタル方式のIJプリントでそれぞれの強みを駆使したプリント加工のメニューをクライアントに提案する事で、よりお役に立てれば嬉しいです。

次回も引き続き、新規設備のご紹介をさせて頂きます。